入籍の手続きを最大限に効率化
おふたりが入籍するにあたって婚姻届の役所に提出するかと思います。
それに伴う大変面倒な手続きがたくさんあります。
出来るだけ効率的に行えるように順に添ってご紹介いたします。
1.入籍前に準備するもの
戸籍謄本
住民登録していない役所に婚姻届を提出する場合には戸籍謄本が必要となります。
本籍地のある役所にて発行可能となりますが、遠方の場合郵送での取り寄せも可能です。郵送の場合最大2週間程度かかる場合がございます。
また入籍後、新しい戸籍謄本を即日発行する事は難しく1週間程度かかる場合がありますので
新婚旅行などに必要なパスポートを更新される場合は、日程の余裕をもって事前に手続きが必要です。
新姓の印鑑
各種手続き・名義変更には必ず必要となりますので、(実印・銀行印・認印)など必要に応じてそろえておくことをオススメします。
また申し込みからお届けまで数日かかる場合もありますので、早めにご準備しましょう。
転出届
入籍とともに同じ市区町村内に引越す場合は「転居届」。他の市区町村への引越しの場合は「転出届・転入届」が必要です。
別の市区町村に引越しされる場合は、「転出届」「転入届」が必要となります。転出届は引越し前住民登録のある役所にて手続き可能です(持ち物は本人確認書類と印鑑)引越し先の役所にて転入届の手続きの際に提出致しますのでしっかりと保管してください。転出届の手続きは引越しの14日前~当日までに完了する必要があります。
マイナンバーの通知カードも持参し裏面に追記をしてもらいます。
※同一市内で区だけ跨ぐ引越しの場合は引越し先の役所で転入届のみの手続きで可能な場合もございます。
転居届は引越し以前に手続きをすることが出来ませんので、必ず、引っ越し後14日以内に手続きを行う必要があります。
期限を過ぎると有料となる可能性もありますのでご注意ください。
婚姻届の入手
婚姻届は全国の市区町村の役所にて入手可能です。また現在はインターネットでもかわいいイラストなどが記載されている
おしゃれな婚姻届などもダウンロード可能ですので、そちらをプリントアウトしてご利用頂いても良いかと思います。
※デザインによって受理不可の場合もございますので確認が必要です。
2.婚姻届提出時の持ち物
ついに入籍です。
ふたりの記念日・吉日など日取りを決めておきましょう。
それでは入籍手続きに必要なものをご紹介いたします。
入籍当日の持ち物リスト
- 婚姻届
- 戸籍謄本(本籍地以外での入籍の場合)
- 身分証明書(写真付)
- 旧姓の印鑑(訂正の際に必要)
- 両親の同意書(未成年の場合)
3.入籍後の手続き
転入届の提出
市区町村を跨いだ引越しの場合は、引っ越しから14日以内に引越し先の役所にて転入届の手続きが必要です。
その際に前住所からの転出届も持参してください。
住民票写しの取得
転入届の手続きが済みますと新しい住所での住民票の取得が可能です。
住民票は必要とされる手続きが多いため、事前にリストを作成し必要な枚数を把握しておくと何度も役所に行く手間が省けます。
運転免許証をお持ちの場合はこちらの更新に住民票を使用し、それ以降の手続きは免許証を確認書類として使用される場合が多いようです。
運転免許証の更新
新しい住民票写しを入手しましたらなるべく早めに警察署/運転免許試験場にて手続きを行いましょう。
運転免許証の変更手続きが完了しますと、以降の手続きに身分証として使用できる場合が多くとても便利です。
マイナンバーカード・通知カードの氏名変更届
通知カードのみ持っている人の手続きとしましては免許証変更済みの場合は、免許証と印鑑と通知カードを引越し先の役所にて持参し
裏面に転入に関する追記をしてもらいます。
マイナンバーカードをお持ちの場合も同様に免許証と印鑑を持参して転入の手続きを行います。
国民健康保険・国民年金の氏名変更
市区町村を跨いで引越しされる場合は、引っ越し元の役所にて「資格喪失手続き」を行い、引っ越し先にて加入手続き」を行います。こちらでも本人確認の身分証が必要となります。
銀行口座の変更
銀行窓口・郵送・インターネットなどで手続きが可能です。必要なものは通帳・銀行印・身分証となります。
入籍報告はがき
ちょっと落ち着いたら親しい友人や親族へ入籍の報告をしましょう。
新居のお知らせやふたりの写真など掲載したハガキなどで送るとお互いの紹介も出来ますのでオススメです。
2.簡単スケジュール早わかり
入籍の手続きのながれをリスト形式で紹介いたします。
市区町村を跨ぐ場合
- 婚姻届の入手(役所・ネット)
- 戸籍謄本(旧住所の役所)
- 転出届(旧住所の役所)
- 新姓の印鑑(訂正の際に必要)
★入籍
入籍後の手続き
- 転入届(新住所の役所)
- 住民票写しの取得(新住所の役所)
- 免許証/マイナンバーカードの変更(警察署/役所)
- 銀行口座・保険などの変更(各種機関)
引越しに伴う(電気・ガス・水道・郵便局への転居届もお忘れなく)
同じ市区町村の場合
- 婚姻届の入手(役所・ネット)
- 戸籍謄本(旧住所の役所)
- 新姓の印鑑(訂正の際に必要)
★入籍
入籍後の手続き
- 転居届(新住所の役所)
- 住民票写しの取得(新住所の役所)
- 免許証/マイナンバーカードの変更(警察署/役所)
- 銀行口座・保険などの変更(各種機関
引越しに伴う(電気・ガス・水道・郵便局への転居届もお忘れなく)
いかがでしたでしょうか?
入籍にあたっての準備と入籍後の手続きについてご紹介させて頂きました。
ポイントは転居届は引越し後14日以内、転出は引越しの14日前から当日転入届は引越し後14日以内にというのが大切なポイントになりそうです。
面倒な手続きをできるだけ簡潔にできる手助けとなれば幸いです。
もちろん入籍の後には入籍報告ハガキで親族・ご友人にご報告しましょう
詳しくはPAMへお問い合わせ下さい 0238-52-4884